Blue Onion
チェコのカールスバードのブルーオニオン
丸い曲線と深い青が気に入って買い揃えた
風邪を引くとこの大きいポットに
紅茶葉をざらざら入れて
生姜のスライスを5~6片入れて
ジンジャーティーを用意する
これをベッドサイドに置いて
カップに注いでは飲み
ゆっくり汗をかいて寝ていると
一日で風邪は直ってしまう
陶器を英語でChinaと言うが
そもそもヨーロッパ地方ではぼってりと厚い陶器しか作れなくて
薄くて真っ白で丈夫な白磁と呼ばれる中国の陶器は
18世紀頃、ヨーロッパ人の憧れの的だったらしい
どうしてもあの薄くて真っ白な陶器を作る技術が欲しいと切望したドイツ国王が
自国の技術者に「あの陶器をわが国でも作れ!」と命令し
研究者が必死にその技術を研究して
「出来ました!」と言ったら
今度はその技術が外に漏れるのが怖くなって
その研究者を牢屋に閉じ込めてしまった
研究者は牢屋で呑んだくれて亡くなったという悲しいお話がある
それで憧れの的だった真っ白な陶器に
中国のコバルトブルーの図柄の「ざくろ」のパターンを描いた陶器が
現在のブルーオニオン
図柄が「ざくろ」だということがわからなかったヨーロッパ人が
「なんでしょうか、これ?」
「タマネギのようですが…」
というやりとりがあったかどうか知らないが
それでブルーオニオンと呼ばれるようになったざくろ模様たち
英語圏にも立派にpomegranate(ざくろ)という単語があるのに不思議な話
※pome(中期英語のリンゴ=フランス語でpomme) + granate(ガーネット)で
ざくろ=ガーネットがたくさん詰まったリンゴという意味
誰かが「これはざくろですよ」と指摘していれば
別な名前で残ったのだろうか?
でもブルーオニオンという名前がなんだか可愛いらしいので
それはそれとして
食器として毎日使う陶器は
自分が気に入って選んだものが一番いい
陶器の宿命は割れること
だからロングセラーの食器には必ず型番があって
割れても割れても
その老舗が存在している限り
お気に入りをまた買いなおすことができる
長く生き残ってきた老舗の食器は
1つ1つの図柄が手書きで描かれて
筆致と色の馴染みに温かみがある
お客さんが「あれと同じものはありますか?」と聞いてきたら
「はい、ございます。」と答えられるのが誇りなのだそうだ
型番落ちになる陶器は値段が下がる
「もう二度と同じものを手に入れていただくことができなくなるので」という誇り
値段の下がらない陶器は
「いつでもございますので、また買いにお越しください」という誇り
愛されて長く使われている陶器は幸せ
長く愛用することのできる陶器にめぐりあえるのも
また幸せ
Comments
常に同じものが入手できるのはいいですね。値段が高くても納得できる気がする。
ブランドの原点。誇り高き定番なのですね。
[すてきですね]
朝、執事が恭しくこういうすてきな器でお茶を運んでくれるような生活がしたい。。。
あまりお高いと、分相応なのかどうか悩んじゃいますけどね、このシリーズは値段が控えめなのです。
もちろん顧客がついてのブランドですが、老舗には常に誇り高く、ちょっと敷居が高いくらいで存在していただきたいですね。
やっぱり茶器は銀のトレーで執事に運んでもらいたいものですよね!
燕尾&蝶ネクタイのアンソニー・ホプキンズとジュード・ロウを
妄想執事として貸し出し準備中ですが、どちらがお好みでしょうか。
あ、ホプキンズ執事には人を食べないよう言ってあります。
私、ホプキンズ萌えなので、ではホプキンズ執事は私のほうに来ていただきます。
明日から会社は確実に行けなくなりますね!
陶器のティーセット、すてきですね!
お茶も牛乳も焼酎もすべて100均のマグカップですます私には、とっても優雅に見えてしまいます~@@
きっとリプトンのティーパックでも、すてきな器でいただくと味も違うのでしょうね~。
ぷにゅりんこさんのコメント最高ですねー。
紙コップでもティーバッグでも紅茶をおいしく淹れるのは「愛」です。
それから、人が淹れてくれるとおいしいの。
あと知る人ぞ知るリプトンの青い缶に入ったリーフティーは、紅茶飲みの憧れの的なのです。きゅーっと渋みがきつくて、香りが良くて、ミルクティーにするとおいしいのだ、これが。
あんまり売ってないのだけど、老舗デパートには並んでます。
牛乳を一緒に用意してお試しあれ。