TWININGS
トワイニング紅茶店といえば
英国王室御用達の紅茶の老舗
トワイニングの紅茶で有名なものといえば
青い缶のQueen Mary
黒い缶のPrince of Wales
(現在の青い缶はLady Greyに代わられている)
王室御用達紅茶店は
独自のブレンド茶を作って
英国王家に所縁のある呼び名をつけて
王室に納品することが許される
Queen Maryは
1910年台、イギリス国王ジョージ5世のお妃であった
メアリー王妃に捧げられた紅茶
当時高級品とされたダージリンだけのブレンド茶
メアリー王妃のために贈られたドールハウスも
ミニチュアマニアの間ではよく知られている
そしてこのジョージ5世とメアリー王妃の間に生まれた
長男で皇太子のエドワード王子
英国皇太子は即位するまでは「ウェールズ国王子」という称号を与えられる
彼のために作られたブレンド紅茶が
Prince of Wales
Prince of Walesと呼ばれるブレンド紅茶は
キーマン茶という中国産の紅茶を使用しており
燻製の香りがして、時間が経っても渋くならない名品
実は彼がイギリス国王に即位して、プリンスではなくなった時
イギリスではこの紅茶の販売をやめてしまった
今、この紅茶が手に入るのはイギリス以外の国のみ
だから日本に住む私たちはラッキーだ
さて、このエドワード8世ことプリンスオブウェールズは
「王冠を賭けた恋」の逸話で有名で
イギリス国王でありながら、その座を辞して
アメリカ人女性と結婚してしまった
在位期間は1936年の1年のみ
それでエドワード8世の弟であった
ジョージ6世(王になりたくなかった王)が次のイギリス国王になり
第二次世界大戦の心労と体調不良のため1952年に57歳で逝去
その子どもであったエリザベスが王位についた
この方こそ現在のエリザベス女王陛下
ところで、現在のイギリスでプリンスオブウェールズの称号を持つ方は
ダイアナ妃の元夫のチャールズ皇太子
エリザベス女王の息子
でもトワイニング紅茶のプリンスオブウェールズはエドワード8世のことだから
別人なんだけど、でも、
「王冠を賭けた恋」はどちらのプリンスオブウェールズにも通じているよなあと
思いながら、本日も名茶Prince of Wales をしみじみと味わう
Comments
私が今も飲んでいるティーバックもトワイニング。プリンスが一番好きですね。
んで、クイーンメアリーがイギリスでは飲まれていないと知ってびっくりです。日本風で言うなら美智子様の名前の付いた緑茶がいまだに外国で売られている、というようなイメージでしょうか。
紅茶の香りのような話をまたお聞かせください。
はい、Prince of WalesもQueen Maryも英国ではもう飲まれていないようですね。Queen Maryに至っては日本でもレストラン向けにしか卸していないようです。何か悲しいですね。
Queen Mayという紅茶はその昔「ガラスの仮面」という漫画の中で姫川亜弓さんが「ばあや、クイーンメリーをお願い。」と言ったことでブームになり、原作者の美内すずえさんがTWININGS社から表彰を受けたとか受けなかったとか、聞いたことがあります。
今は昔、時代の流れを感じます。