14 posts tagged “英語の詩”
Pease Porridge
Pease porridge hot
Pease porridge cold
Pease porridge in a pot
Nine days old
Some like it hot
Some like it cold
Some like it in a pot
Nine days old
豆がゆ熱い
豆がゆ冷たい
豆がゆ鍋の中で
九日たった
熱いのが好きな人も
冷たいのが好きな人も
鍋の中で九日たったのが
好きな人もいる
イギリスのPorridge(ポリッジ)はアメリカでいうオートミールのこと
オートミールというとオートミールクッキーがあるように
原材料名のイメージがあるけれど
ポリッジというと、煮込んでべったりした粥状のもののことかな
Oatmealの"Oat"は、オーツ麦という麦の一種で
昔は燕麦やカラス麦と呼ばれていた
そもそも「オートミール」という単語との出会いは
原作:水木杏子/絵:いがらしゆみこ
の名作「キャンディ・キャンディ」の中の一節
キャンディが密航している時に出会ったクッキーという男の子が
海に放り出されてぶるぶる震えているところで
「オートミールくらいなら」食べられる、とキャンディが船員に言った
なんだろう、なんだろう、オートミールって…と気になって
その後も「オートミール」という単語を聞くたびに反応していたが
実際の食物を見たり食べたりする機会には恵まれなかった
でも色々な人がオートミールについて語っているのを聞いてみると
とにかく
まずい!
らしいのだ
オートミールってどのくらいまずいんだろう…とますます気になって
日本のスーパーでオートミールの箱にやっと出会ったのが
社会人一年生になって一人暮らしを始めたころ
早速買って帰って
小躍りしながらパッケージを開けて
説明書どおりに鍋で作ってみた
オートミール 半カップ
水 半カップ
牛乳 半カップ
塩 少々
ふつふつと煮だってきたところで火をとめて
鍋からお皿に移してスプーンを添えて
ふんふんと匂いを嗅いでみると
粉っぽい香りとなんともいえない甘い香りがする
いざ、一口!
うっ
まずい!
うわ、へこたれそう…
でも、でもでもでも、でもっ
10年越しのせっかくのオートミールとの出会いなのだから、と
そこからの数日
いろいろ格闘してみた
はちみつをかけてみたり
黒蜜をかけてみたり
リンゴのバター煮をのせてみたり
けっこう一生懸命、オートミールくんと仲良くなろうとしてみた
肩を寄せ合う距離にまで近づいてみたけれど
その後、次の一箱を買うには至らなかった
さて、そこから10数年の月日が流れて
ここのところ欧米の児童書を山ほど読んで
必ずといっていいほど「ポリッジ」や「オートミイル」の単語に出会うので
久しぶりにオートミールでも食べてみるかな!という気になってしまいました
近所のスーパーのシリアルコーナーに並んでいるのは
以前と変わらず"Quaker's Oatmeal" この一種類だけ
やはりオートミールくんが、日本に受け入れられる土壌はないのか…
オートミールくん、こんにちは!
早速、開けてみました
麦のぱさぱさ感も以前と変わらず
日本で広く愛されるようにとの願いからか
パッケージにはじゃこや梅やしそをのせたりという
日本のだし汁を使った和風粥の紹介も載っていたのですが
そんなの、白ごはんでやったらいいじゃん!
と私は思うわけです
オートミール 半カップ
水 半カップ
牛乳 半カップ
塩 少々
今回はここに、シナモン2振り
生姜のすりおろし
砂糖少々を加えてみました
完成
見かけだけはとてもおいしそうなオートミールくん
けれど、彼を甘くみてはいけません
ついでにレーズンものせてみました
いっそ洋物の香辛料や具材で彩ったほうが
オートミールくんらしさを生かすことができそうだと思ったので
いただきます
この10数年で、私の舌が変わったのか
もしくはオートミールくんがやはり西洋の具材と妙にマッチする素材なのか
それとも、塩加減がよかったのか
今回のオートミールくんは大変おいしゅうございました
ここ数週間、手軽に作って食べていたので
箱の中身はあと2回分くらいになりました
それから、週末に髪の毛切りすぎて風邪を引いたのですが
オートミールくんは
やっぱり便利な病人食でした
お腹持ちもよい低GI食品です
次の一箱買ってこよう
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追記:んちばさんから情報をいただきました。「えん麦」Wikipediaより引用
イギリスの詩人サミュエル・ジョンソンによるOatsの定義(1755年:A Dictionary of the English Languageより)
Oats : A grain, which in England is generally given to horses, but in Scotland appears to support the people.
燕麦:穀物の一種であり、イングランドでは馬を養い、スコットランドでは人を養う
(この頃、イングランドとスコットランドは仲悪かったのです。多分、今もあんまり。)
スコットランド人がこれに激怒したため
ジェイムズ・ボズウェル(サミュエル・ジョンソンの弟子)が補足(反論)
Which is why England is known for its horses and Scotland for its men.
それ故に、イングランドはその産する馬によって名高く、スコットランドは人材において名高い
口ゲンカはこんな風にやりましょう、というお手本みたいなもの
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イギリスの怪談話 冬の夜、締め切った室内で暖炉にあたりながら 子どもを5、6人集めて 小さな声でぼそぼそと話し始めます ※ちょっぴり怖いので本当に怖がりな方は読まずに飛ばしてください Teeny-Tiny (なんちゃって翻訳:えび) むかしむかし ちっちゃなちっちゃな村の ちっちゃなちっちゃな家に ちっちゃなちっちゃな女が住んでいました ある日この ちっちゃなちっちゃな女は ちっちゃなちっちゃな帽子を被り ちっちゃなちっちゃな家を出て ちっちゃなちっちゃな散歩に出かけました そしてこの ちっちゃなちっちゃな女は ちっちゃなちっちゃな道を抜け ちっちゃなちっちゃな門のところへ来ました ちっちゃなちっちゃな女は ちっちゃなちっちゃな門を開け ちっちゃなちっちゃな墓場へ行きました そしてこの ちっちゃなちっちゃな女が ちっちゃなちっちゃな墓場にやってくると ちっちゃなちっちゃな墓の上に ちっちゃなちっちゃな骨を見つけました ちっちゃなちっちゃな女は ちっちゃなちっちゃな独り言を言いました このちっちゃなちっちゃな骨で私の ちょびっとちょっぴりの食事に ちょびっとちょっぴりのスープを作ろう ちっちゃなちっちゃな女は ちっちゃなちっちゃな骨を ちっちゃなちっちゃなポケットに入れて ちっちゃなちっちゃな家に帰りました ちっちゃなちっちゃな女は ちっちゃなちっちゃな家に帰ると ちょびっとちょっぴり疲れていたので ちっちゃなちっちゃな階段を上って ちっちゃなちっちゃなベッドへ行きました そしてちっちゃなちっちゃな骨を ちっちゃなちっちゃな棚に入れて ちっちゃなちっちゃな女が ちょびっとちょっぴりの間だけ寝ていると ちっちゃなちっちゃな声が ちっちゃなちっちゃな棚から聞こえてきました 「私の骨を返しておくれ…」 ちっちゃなちっちゃな女は ちょびっとちょっぴり怖かったので ちっちゃなちっちゃな頭を ちっちゃなちっちゃな毛布の下に隠して もう一度寝ました 彼女がちょびっとちょっぴりの間だけ寝ていると ちっちゃなちっちゃな声がもう一度 ちっちゃなちっちゃな棚の中から ちょびっとちょっぴり大きな声で 「私の骨を返しておくれ…」 ちっちゃなちっちゃな女は ちょびっとちょっぴりもっと怖くなって ちっちゃなちっちゃな頭を ちっちゃなちっちゃな毛布に ちょびっとちょっぴりもっと深くもぐりこませました ちっちゃなちっちゃな女が ちょびっとちょっぴりの間だけ寝ていると ちっちゃなちっちゃな棚の中から ちっちゃなちっちゃな声がもう一度 ちょびっとちょっぴり大きな声で 「私の骨を返しておくれ…」 ちっちゃなちっちゃな女は ちょびっとちょっぴりもっと怖くなって ちっちゃなちっちゃな頭を ちっちゃなちっちゃな毛布から出して ちっちゃなちっちゃな声を大音量にして
「持ってけ!」 「ぎゃー」「うわー」 と子どもがびっくりして泣き出すのを 楽しみながら語る、冬の怪談話 昔々、食べ物のなかった頃のイギリスで 人の骨を墓場から拾って帰って 出汁をスープにして飲んだという話は ほんとうにあったことらしい
世界最強の愛の歌
歌謡曲もよいけれど
童謡の世界にも天下無敵なラブソングが存在する
Skidamarink "スキダマリンク"という言葉は英語の辞書にも載っていないが
「好き好き大好き」というおまじないの言葉だそうだ
日本語の「好き」に響きが似ているせいか
日本のよい子たちに人気がある
ピアノやギターを弾きながら
これを3回繰り返して歌ってみると
妙に元気が出てくるので不思議
Skidamarink
Skidamarink-a-dink-a-dink,
Skidamarink-a-doo,
I love you.
Skidamarink-a-dink-a-dink,
Skidamarink-a-doo,
I love you.
I love you in the morning and in the afternoon.
I love you in the evening and underneath the moon.
Oh, Skidamarink-a-dink-a-dink,
Skidamarink-a-doo,
I love you.
(日本語訳)
スキダマリンク・ア・ディンク・ア・ディンク
スキダマリンク・ア・ドゥー
あなたを愛しています
スキダマリンク・ア・ディンク・ア・ディンク
スキダマリンク・ア・ドゥー
あなたを愛しています
朝も
昼も
夕方も
月の下でも
スキダマリンク・ア・ディンク・ア・ディンク
スキダマリンク・ア・ドゥー
あなたを愛しています
30人くらいの幼稚園児を相手にこの歌を教える時
子どもを半分に分けて向かい合わせる
歌いながら
「好きな人に『スキスキ大好き光線』を送ってみましょうー。」
と言うと、子どもたちは俄然はりきって
おめめをパチパチさせながら
お気に入りの男の子や女の子や担任の先生に
ラブラブ光線を送りながら振り付けつきでこの歌を歌う
なんて子どもは「好き」であることに照れがないんだろう
これを13歳や17歳の教室でやろうと思っても無理だろうな
You Tubeで発見
ほのぼのスキダマリンクのメロディーかはこちら
↓
(しかしこの人の部屋、激しく散らかってるなー)
猫が毎朝7時に起こしにやってくる
例え前の晩3時に寝ようが4時に寝ようが
おかまいなし
前は8時くらいだったのに
最近は春で夜明けも早くなって
彼女の中で7時に調整したらしい
無視を決めこんでも
耳をつんざく抗議の声に
起きたほうがましと思い始めた
こんな朝には名詩でもつぶやこう
Pippa's Song (from Pippa Passes)
by Robert Browning
The year's at the spring,
And day's at the morn;
Morning's at seven;
The hill-side's dew-pearl'd;
The lark's on the wing;
The snail's on the thorn;
God's in His heaven--
All's right with the world !
春の朝 (訳:上田 敏)
時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
早起きをして
外を散歩して朝露が降りた葉っぱを見ると
必ず空を振り仰いでしまう
春は眠い
ヨーロッパや北米出身の人に
「1年は何週間?」と聞くと即答される
「52週。トランプの枚数と一緒なんだ。」
日本人に同じ質問をすると365を7で割って計算を始める
「あなたは何曜日生まれですか?」
と聞かれて答えられる人は少ない
お母さんなら子どもが生まれた曜日を
憶えている人が多いかもしれない
「月曜日生まれの子ども」という英語の詩がある
昔「サバス・カフェ」という漫画の中で紹介されて
ずっと印象に残っていた
サバス(Sabbath)というのは安息日のことで
英語圏では日曜日のこと
Monday's Child
Monday's child is fair of face,
Tuesday's child is full of grace.
Wednesday's child is full of woe.
Thursday's child has far to go.
Friday's child is loving and giving.
Saturday's child works hard for its living.
And a child that's born on the Sabbath day
Is blithe and bonny and good and gay.
月曜日に生まれた子は器量がいい
火曜日に生まれた子は品がいい
水曜日に生まれた子はべそっかき
木曜日に生まれた子は遠くへ行き
金曜日に生まれた子は愛情豊かで
土曜日に生まれた子は働き者
安息日に生まれた子は可愛くて明るくて気立てがいい
ところで
この訳詩は日本のよい子たちのために
大変前向きに訳されている
昔からある英語の詩が
こんなに明るい意味のはずがない
英語の曜日というのは
そもそも神の名前に由来しているものだ
この詩もその神々の性格を引用しているのではないか
MondayのMonはMoonでありManiであるゲルマンの月の神
TuesdayのTueは古期英語のTwisでありローマの軍神Mars(マルス)のこと
WednesdayのWednesは中期英語でWoden/北欧神話のOden(オーディン)戦争と知識の神のこと
ThursdayのThursはスカンジナビアのThorであり英語ではThunderで、雷の神のこと
FridayのFriは、北欧神話のFreyjaであり美の女神Venusのこと
SaturdayはSaturはSaturn=サタン??
と思っていたら、農耕神サトゥルヌスSaturnusのことでした
だから、こういうのはどうだろう
月曜日の神の子は、月のような白い肌を持ち
火曜日の神の子は、軍神のような気品を湛え
水曜日の神の子は、悲哀に満ちたこの世を嘆き
木曜日の神の子は、雷のように遠く轟き
金曜日の神の子は、美と愛を与え
土曜日の神の子は、糧を得るためにせっせと働く
安息日に生まれた子は、とにかく陽気
(あくまで私の解釈ということで)
(ちょっと直しました)
単語は日々よく使うものこそ
大きくその形をかえていく
英語の曜日の単語もローマや北欧やゲルマン民族に
征服されてきた歴史が今でも伺えるところが面白い
この生まれ曜日の詩は、英語圏の人のために存在しているものだが
英語圏の多くの人達が
この詩の存在を忘れ去っていることも趣深い
ここからは参考文献:
自分の生まれ曜日をどのようにして知ったらよいのかというと
ツェラーの公式という有名な関数があるそうだ
Zeller's congruence:
[(年+[年/4]-[年/100]+[年/400]+[2.6月+1.6]+日)/7]
1月は13、2月は14で計算し、求めた値が0なら日曜、1なら月曜となる、というもの
計算にロマンを感じない方はこちら
恋人はMoon Child
私は、生きるために働きます
昆虫の世界のミクロなミクロなおとぎ話
ハエさんがミツバチ(バンブルビー)に結婚を申し込む歌
フィドルディーディーはバイオリンの音色の擬音語
バンブルビーは黄色の縞々のミツバチのこと
バイオリンの音色にのって
それでは音楽どうぞ
Fiddle-De-Dee
(なんちゃって翻訳:えび)
フィドルディーディー フィドルディーディー
蝿が蜜蜂と結婚した
どうか私と結婚してください
そして私と一緒にいてください
甘い蜜のようなバンブルビー
フィドルディーディー フィドルディーディー
あなたを愛しています
フィドルディーディー フィドルディーディー
蝿が蜜蜂と結婚した
あなたの羽根の下で暮らすけれど
私が針を持っていることを
一生気がつかないでいてね
フィドルディーディー フィドルディーディー
あなたを愛しています
フィドルディーディー フィドルディーディー
蝿が蜜蜂と結婚した
牧師は甲虫 2匹がキスをすると
暑くなってみんなで外に空気を吸いに出た
フィドルディーディー フィドルディーディー
あなたを愛しています
フィドルディーディー フィドルディーディー
蝿が蜜蜂と結婚した
蜜蜂が羽音をたてると
ブルーベル草がリンリンと鳴った
フィドルディーディー フィドルディーディー
あなたを愛しています
フィドルディーディー フィドルディーディー
蝿が蜜蜂と結婚した
考えてみると
蜜蜂は蝿の中の蝿を選んだかもね
フィドルディーディー フィドルディーディー
あなたを愛しています
原詩(Traditional, 著作権消滅)
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
The Fly has married the Bumble Bee,
Says the fly, says he,
"Will you marry me?
And live with me, sweet Bumble Bee?"
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
Oh, I love you, and you love me!
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
The Fly has married the Bumble Bee,
Says the Bee, says she,
"I'll live under your wing,
You'll never know I carry a sting.
"Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
Oh, I love you, and you love me!
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
The Fly has married the Bumble Bee,
After Parson Beetle
Had joined the pair,
They went outside to get some air.
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
Oh, I love you, and you love me!
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
The Fly has married the Bumble Bee,
And the bees did buzz,
And the bluebells did ring,
You've ne'er heard such a merry thing!
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
Oh, I love you, and you love me!
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
The Fly has married the Bumble Bee,
And then to think,
That of all of the flies,
The Bumble Bee should get the prize!
Fiddle-de-dee, Fiddle-de-dee,
Oh, I love you, and you love me!
イギリス人がてんとう虫を見ると
みんなこの歌を歌いだす
そういえば親指姫も
モグラのおじさんにこの歌を歌ってあげていた
米語ではてんとう虫をladybug(おじょうさん虫)
英語ではladybird(おじょうさん鳥)
と呼ぶ
てんとう虫は
イギリス人に愛されているんだな、と思う
Ladybird, ladybird
(なんちゃって翻訳:えび)
てんとう虫 てんとう虫
急いでお帰りなさい
あなたのお家は火事で
子どもたちは皆焼け死んでしまった
一人だけ
小さなアンが
すすり泣いている
熱くなった鍋の下で
原詩(Traditional, 著作権消滅)
Ladybird,ladybird,
Fly away home,
Your house is on fire
And your children all gone;
All except one
And that's little Ann
And she has crept under
The warming pan
マザーグースのナンセンスソングの代表格
ナンセンスでしかも怖い
黒ツグミが凶暴
小学生の頃聞いて、意味もわからずお気に入りで
耳コピでふにゃふにゃ歌っていた
耳コピで覚えた歌は
今でもとても英語っぽく歌える
子どもの頃の聴力ってすごいんだな、と思う
Sing a Song of Sixpence
(なんちゃて翻訳:えび)
6ペンスの歌を歌おう
ポケットいっぱいのライ麦
24羽の黒ツグミ
パイの中で焼かれた
パイを切ったら
黒ツグミが歌いだした
王様に差し上げるのに
なんて洒落たご馳走でしょう
王様はお金の勘定に大忙し
全財産を数えてる
女王様は貴賓室で
蜂蜜付きパンを食べている
召使は庭で
洗濯物を干している
そこへ黒ツグミが飛んできて
召使の鼻を噛み切った
原詩(Traditional, 著作権消滅)
Sing a song of sixpence,
A pocket full of rye;
Four and twenty blackbirds
Baked in a pie
When the pie was opened,
The birds began to sing;
Wasn't that a dainty dish
To set before the king?
The king was in his counting house,
Counting all the money;
The queen was in the parlor,
Eating bread with honey
The maid was in the garden,
Hanging out the clothes;
There came a little blackbird
And snapped off her nose!
マザーグースの翻訳者といえば北原白秋せんせい
クックロビンの詩は萩尾望都や魔夜峰央が日本の世に知らしめた
原詩を初めて読んだ時
鳥・とり・トリの世界に思わず
魅了されてしまった
4行詩がこれでもかと続く詩は
味わえば味わうほど美しー
Who killed Cock Robin
(なんちゃって翻訳:えび)
誰が駒鳥を殺したのか
はい、私が と雀が言った
私の弓と私の矢で
私が駒鳥を殺しました
彼が死ぬのを誰か見たのか
はい、私が と蝿が言った
私のこの小さな眼で
彼が死ぬのを見ました
誰が彼の血を受けたのか
はい、私が と魚が言った
私は小さい皿を持ち
彼の血を受けました
誰が死装束を縫うのだ
はい、私が と甲虫が言った
私の糸と私の針で
彼の死装束を縫いましょう
墓穴は誰が掘る
はい、私が と梟が言った
私のツルハシとシャベルで
彼の墓穴を掘りましょう
誰が祭事をとりしきるのだ
はい、私が と鴉が言った
小さな本を抱えて
彼の祭事をとりしきりましょう
牧師をやるのは誰か
はい、私が と雲雀が言った
もしも闇夜でないのなら
私が牧師をやりましょう
松明を誰が持つ
はい、私が と紅雀が言った
すぐにでも用意して
私が松明を持ちましょう
誰が弔辞を受けるのか
はい、私が と鳩が言った
彼の死を深く嘆くこの私こそ
皆の弔辞を受けましょう
誰が棺を運ぶのだ
はい、私が と鳶が言った
もしも夜道でないのなら
私が棺を運びましょう
誰が覆い布を支えるのだ
はい、私達が とミソサザイ夫婦が言った
私たちが手に手を取って
覆い布を支えましょう
賛美歌を歌うのは誰だ
はい、私が とツグミが言った
繁みの上に腰をおろし
私が賛美歌を歌いましょう
誰が鐘を鳴らすのだ
はい、私が と牛が言った
私は引く力が強いので
私が鐘を鳴らしましょう
空一面の鳥たちは
ため息をつき すすり泣く
やがて空に鐘の音が響く
かわいそうな駒鳥の弔いの鐘
原詩(Traditional, 著作権消滅)
Who killed Cock Robin?
I, said the Sparrow,
With my bow and arrow,
I killed Cock Robin.
Who saw him die?
I, said the Fly,
With my little eye,
I saw him die.
Who caught his blood?
I, said the Fish,
With my little dish,
I caught his blood.
Who'll make the shroud?
I, said the Beetle,
With my thread and needle,
I'll make the shroud.
Who'll dig his grave?
I, said the Owl,
With my pick and shovel,
I'll dig his grave.
Who'll be the person?
I, said the Rook,
With my little book,
I'll be the person.
Who'll be the clerk?
I, said the Lark,
If it's not in the dark,
I'll be the clerk.
Who'll carry the link?
I, said the Rinnet,
I'll fetch it in a minute,
I'll carry the link.
Who'll be chief mourner?
I, said the Dove,
I mourn for my love,
I'll be chief mourner.
Who'll carry the coffin?
I, said the Kite,
If it's not through the night,
I'll carry the coffin.
Who'll the bear the pall?
We, said the Wren,
Both the cock and hen,
We'll bear the pall.
Who'll sing the psalm?
I, said the Thrush,
As she sat on a bush,
I'll sing a psalm.
Who'll toll the bell?
I, said the Bull,
Because I can pull,
I'll toll the bell.
All the birds of the air
Fell a-sighing and a-sobbing,
When they heard the bell toll
For poor Cock Robin.
追記:
1番…雀が名乗り出るの早すぎっ!と思いきや
Sparrowのスペルの中にarrowがある
だから駒鳥を殺したのは雀になる、という韻の妙技です
人間として生まれて5年くらいしか
たっていない生きものたちに
英語の歌を選んで聞かせる仕事をしている
たいていその子たちは日本語を話して暮らしている
英語は人生の入り口のおマケみたいに覚えていく
だから
たとえ私がその歌がどんなに好きでも
どんなに心弾むメロディーで一度聞いたら忘れられなくても
教えるのに勇気がいる歌がある
その歌発祥の地に生まれたら、普通に聞いて育つだろう
今年も教材には選べなかった
沼に似てるかな
深くて古くて近寄りたくなくて
覗き込むと自分を問われる
Three Blind Mice
(なんちゃって翻訳:えび)
3匹の盲目のネズミ
どうやって走るかみてごらん
農家のおかみさんはネズミのしっぽを
包丁でちょんぎった
ネズミは怒っておかみさんを追いまわした
そんな光景みたことあるかい
3匹の盲目のネズミ
原詩(Traditional, 著作権消滅)
Three blind mice,
Three blind mice
See how they run,
See how they run!
They all ran after
The farmer's wife
Who cut off their tails
With a carving knife
Did you ever see
Such a sight in your life
As three blind mice?