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「新・三銃士」の人形劇が始まった
時間帯も昔懐かし平日夕方の6時から6時20分
NHKの放送としては14年ぶりの人形劇だそうだ
原作の脚色は、三谷幸喜さん
11回目からは週1回の放映になって毎週金曜日
15~20年前から比べると
日本人の生活も忙しくなったし、一家庭一家庭に違った生活習慣があるから
同じ時間帯に、多くの世帯にテレビのスイッチをつけさせるのは今は難しいだろう
「新・三銃士」は
アレクサンドル・デュマの原作で
フランス国王の近衛隊である銃士たちと
対立勢力である枢機卿とその親衛隊をめぐる物語
アラミス・アトス・ポルトスの三銃士に
銃士見習いのダルタニアンが主な登場人物
確か高校生の時に読んで、とても面白く感じた記憶がある
10月の12日が記念すべき第1回目の放映日で
祝日だったので、オンタイム初視聴
あとは、録画&録画
タイトルロールのアニメーションからすごくきれい
人形一体一体の造形美
背景の作り込み、セットの美しさ
空と日と、光と影を創り出すライティング
人形は木彫りで、あたたかい風合いを残し
顔の木目はなめらか、腕の筋肉の彫りは力強く
女性の人形の唇は瑞々しくカービングされて
一筋一筋がやわらかそうに作られた髪の毛も、木彫りだった
人形劇の素晴らしいところは
人形の感情の起伏が、観る側の想像に委ねられているところ
常に人形は無表情なはずなのに
笑ったり、怒ったり、とぼけたり、悔しがったりして、私たちの感情に語りかけてくる
特に、目がきれい
人形劇というのは、日本の文化遺産なんだろうなと思う
人形師さんが、彫って削ってヤスリを掛けて仕上げる一体の仕事っぷりや
道具師さんたちが作る小物の質感、作り込みの入念さにはため息がでる
舞台の下には人形を動かす人たち
人形の声を1人何体も担当する声優さんたち
そういった作業の集大成を「人形劇」という形で見ることができる私たち
もし、子どもたちのために作られた人形劇だとしたら
なんて美しい子守歌なのだろうと思う
こういう文化遺産は、そうとは気付かずに身の回りにあるものなのだろう
ダンスという表現手段を持っている友人が言っていた
「言葉だけでは伝えられないものが、世の中にはたくさんある。
言葉以外の表現方法を、もっともっと身につけなければ。」
伝わる、伝わる
丁寧さ、力強さ、優しさ、情熱、いやらしさ、ばかばかしさ、素朴さ
皆で何かを一緒に作ること、誰かがその一瞬をサポートしていること
私たちが、むかし誰かに
大切な何かを、与えられ続けてきたこと